9月2日木曜日、年に1度の指導主事学校訪問がありました(昨年度は中止のため2年ぶり)。
今回の指導主事訪問では、5校時に、下学年から3年生、上学年から5年生が代表で授業を提供し、その授業についての話し合いを中心に行い、宮城県仙台教育事務所の2名の指導主事と1名の学力向上指導員の先生方と名取市教育委員会から3名の指導主事・学校教育指導専門員の先生方から、本校の教育活動や提供した授業について御指導をいただきました。
3年生は、社会科「店ではたらく人」。
スーパーマーケットに買い物に行く人が多いという事実から、お店の人は多くの人に買い物をしてもらうために、どのような工夫をしているのか、グループに分かれて調べたいことを考えました。授業後半には、他のグループと意見交流する場も設け、自分たちのグループで調べたいことをまとめました。
5年生は、国語科「問題を解決にするために話し合おう」。
その議題は「廊下を安全に歩く人を増やすためには、どうすればよいか?」。
話し合いを「話し合うグループ」と「観察するグループ」のペアで進め、問題解決の意見を出し合うだけでなく、計画的な話し合いの進め方にも意見を出し合い学びました。
今回、教科は違いましたが、2つの授業とも話し合いを中心とする授業でした。
それぞれの分科会では、学習に落ち着いて取り組んでいること、自分の考えをしっかり発表したり、友達の意見を聞いて考えを深めたりしていたこと。児童の学びを支援する手立てが工夫されていたこと。等々、参観者からは児童の主体的、対話的な学びの姿と深い学びを目指した授業づくりについて評価する意見や、今後さらにより良くするための助言が多く出されていました。